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2024年 03月 17日
2024年の元旦の午後に何の前触れもなく起こった能登半島地震のことはこの先も長く記憶に残ることと思いますが、まさにその被災地の能登が古くから酒造りの里として名高く、被災地の様子を伝えるニュース映像にも蔵元の惨状がいくつもあり、特に酒飲みでもない私も古い蔵元の建物がいかに大切かという知識はあるので、とても気になっていたところでした。 今日は波佐見講堂で「一献の系譜(2015年、石井かほり監督)」という映画の上映会がありました。ワンドリンクとおつまみ付きで2,000円で、被災した蔵元への募金も含まれるというチャリティ上映会です。映画には「能登杜氏四天王」と呼ばれた杜氏のほか、その後継者たちや家族などを描いたドキュメンタリーで、今回の地震で被災した複数の老舗酒蔵が登場しています。能登地方では2007年にも大きな地震があり、宗玄酒造はその時に建物が全壊したそうで、今回の地震でも大きな被害を受けたようですが、被害を免れたお酒を今回はワンドリンク用に提供されました。普段外で飲むことがほとんどない私もせっかくの機会なので呑む気満々で会場まで歩いて行きました。しかしお酒の銘柄など予備知識が全くなく、ドリンクのコーナーで何種類かあるお酒を前に迷っていたら、北陸出身のNさんが「宗玄」を選んでいたので、私も真似してそれを頼みました。コップを鼻に近づけるとふわーっとフルーティーな素晴らしい香りが鼻腔の奥まで届き、一口飲んでみたら深くどっしりとした味わいに、さすが本場の味という感じがしました。薄暗い講堂で手渡されたおつまみはレタスときゅうりに味噌とお漬物が何切れか乗っているようでしたが、そんなシンプルなおつまみとよく合っていました。主催した教育委員会の方が、前売りでチケットが30枚くらいしか売れてなかったのでどうなることかと気を揉んでいたとのことでしたが、50人以上は入っていたようでした。せっかくなら販売用のお酒もあったらいいのにと友人たちと話していたのですが、酒の販売には難しい決まりがあって、そう簡単に販売できないのだそうです。 映画では古くからのしきたりを守りつつ、器具の洗浄や温度管理など改善すべきは新しい技術も取り入れて、伝統を守る杜氏のひたむきな姿が描かれていました。雪深い北陸地方で丹精込めて作られたお酒の味わいは、しみじみと心に染み入るようで、できることなら現地に出向いてじっくりと味わってみたいところですが、まだもうしばらくは遠くからの応援になるかな。 家を出るときにはまだぽつりぽつり降っていた雨も上映が終わって帰る頃にはすっかり上がり、澄み切った空気の中、さわやかな気分で家路につきました。
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by muq-tree
| 2024-03-17 23:03
| アート
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2024年 03月 16日
うるう年で1日おまけがついていたはずの2月もあれよあれよと逃げ去り、年度末の3月はさらに加速度を上げて過ぎ去っていきます。あらゆる団体が決算やら活動報告やらのまとめにかかって慌ただしく、先週まで夫が苦虫を噛み潰したような顔をして確定申告という年に一度の苦手な事務作業に追われているのを横目で見ていたら、健康保険の手続きの関係で、急遽私も確定申告をやらねばならぬ羽目に陥り、あたふたしました。幸い、お金の出入りだけはパソコンにわりとマメににつけていたし、レシートや納品書の類も1年分は取ってあるので、思っていたよりはスムーズに切り抜けることができました。数字がもともと苦手なので、いろんな団体でうっかり監査など引き受けると我が頭脳では処理しきれないほどの数字がどやどやとあふれ、ちょっとしたパニックに陥りそうです。ガイド協会は事務局が経理関係の面倒な作業をすべてやってくれるので楽ですが、手話サークルの決算はいささか面倒です。何しろは昨年4月に結成したばかりですから、何もかも初めてのことばかりで私も会計担当もオタオタしています。 また昨年から手掛けていた波佐見町文化協会の機関誌「波佐見文化」はようやく今月初めに校了し、印刷所から届けられた真新しい本をドキドキしながら検品して、大きな間違いや印刷のミスなどがないことを確かめたら、次に各団体や執筆者への発送作業、そして月末の行事に合わせての販売活動で今年度の締めくくりとなります。出来栄えは・・・正直小さな間違いを1ヶ所発見していますが、シールを貼ったり正誤表を挟んだりするほどのものでもなく、ただ編集者のお間抜け具合が露呈して恥をかく程度のことです。表紙に使わせていただいたのが町内の小学生が描いたとても素敵な絵で、この絵のおかげで本の質が随分と上がったような気がします。最近はデータで持ち込まれる原稿が多くなったため、こちらの入力ミスというのはずいぶんと少なくなりましたが、元原稿での誤字や文法上のミスなどはしばしば見つかり、編集員一同で悩みぬくこともけっこうありますが、あれこれ調べたり考えたりして自分の勉強にもなります。今年の本の内容は、特集として波佐見町の新庁舎完成を取り上げました。私も会議に出席したり確定申告の手続きなどで何度か行きましたが、南向きの明るい建物で気分も開放的になり、心なしか職員も以前より親しみが感じられて、やっぱりいいなあと思います。 元々史談会の研究成果を発表するために発刊されていたこの文化誌、素人集団が1年に1冊発刊するにはかなりの労力を要し、また経費も近年さらにかさみ、この先どこまで続けられるのか一抹の不安もありますが、町の文化を網羅したこの本はできれば今後も守っていきたいなあと、ただいま後継者を募集中です。若い人は忙しくて昼間の貴重な時間を割けないし、苦労が多いわりに報酬が少ないこの仕事をつないでくれる殊勝な人はなかなか見つかりそうにありませんが・・・。手話にしても観光ガイドにしても、そしてこの編集の仕事にしても、苦労が多く報酬は少ないことにばかり関わりたがる私って、よくよく貧乏性にできているようです。
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by muq-tree
| 2024-03-16 17:54
| 世間話
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2024年 02月 28日
コーラスを始めてかれこれ25年、始めた頃はもう歌うのが楽しくてたまらず、メンバーもまだ若くて音符も歌詞もすぐに覚えていましたから、ステージでは暗譜が当たり前でしたが、ここ数年高齢化が著しくなったことで、ステージで楽譜を持つか持たないかで論争になることもあります。幸い私は昔から歌詞を覚えるのは得意な方で、日本語はもちろん、ドイツ語の「第九」や英語の「ハレルヤ」なども覚えているし、ビートルズの曲もけっこう暗譜で歌えます。しかし、だからといっていつでも歌うというわけにもいかず、一定時間一人きりになれるお風呂場は歌う場所として最適です。 昨日、ぼんやりとお風呂に浸かっているときに、何の脈絡もなくふと頭に浮かんだのが、はるか昔、NHK「みんなのうた」で放送されていた「そよ吹く海の風よ 潮騒の響きよ・・・」という歌い出しの、杉並児童合唱団が歌っていた合唱曲。題名が分からないだけで、歌詞はすべてスラスラと出てきて、それはもういい気分でありました。しかし題名がわからないままでは落ち着かないので、あとで検索してみました。すると、メロディーは同じなのに、いやに古臭い(失礼!)歌詞がヒットしました。 来(こ)よや君わがもとに 月影さやかに 静める海に浮かび わが舟は動かじ 夢よりさめぬ君を 待ちわぶる身ひとり 打ち寄する波のごと 悩みは果ても無し 訳詞は加茂六郎とあります。そのサイトによれば元々はナポリ民謡であり、歌詞もイタリア語のものを訳したので幾通りもあるようです。私が覚えていた歌詞は薩摩忠の作で、先に書いた歌い出しの後に みんな ぼくをよんでる 青い 海の声よ 岩にくだける 波も 貝がらの ひびきも ぼくをまねく ささやき やさしい 海のこえ 手をあげて 海はよぶ はやく はやく おいでと 海はよぶ 4分の3拍子の伸びやかなメロディーで、潮風に吹かれる心地よさが蘇ってくるようです。 こんな風に何かの拍子に、それまですっかり忘れかけていた歌がひょいと頭の中で鳴り出すとは、まるで人間ジュークボックスのよう、歌とともにそれにまつわる情景や古い記憶も呼び覚まされて、なかなか楽しいものです。ん十年も生きていると収蔵曲も相当蓄積されているようです。そういえば私の母もかなりの曲を蓄えていて、今ではもう誰も覚えていないような古い歌をふと想い出しては歌って聞かせてくれたものでした。
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by muq-tree
| 2024-02-28 16:57
| 音楽
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2024年 02月 22日
当日はどうしたことか朝から雷交じりの雨嵐でしたが我々波佐見支部メンバーは3時頃アルカスに到着し、オケのスタッフや長崎支部のメンバーと作業手順などを打合せ、プログラムにチラシを差し込むなどの作業をしました。幸い雨は上がり、ロビーには多くのお客様が待ち構えているのがガラスのドア越しに見えました。そして5時45分、いよいよ開場です。正直なところ前売りチケットの売れ行きはあまり芳しくなかったのですが、当日券も含め1,000人以上の来場者があり、座席は3分の2以上埋まっていました。 当日の演目はまずモーツァルトの歌劇「イドメネオ」序曲に始まり、次に小山実稚恵さん登壇でモーツァルトのピアノ協奏曲第20番、そしてシンフォニーはドヴォルジャークの8番という構成です。裏方組も今回は座席でしっかり聴くようにとの実行委員長のご配慮で、最初から2F右袖の席でゆったりと鑑賞することができました。実は我々、前日に佐賀市民会館で開催された佐賀公演も、こちらはしっかりチケットを買って特等席で聴くことができたので、ほぼ全プログラムコンプリート。佐賀ではモーツァルトの歌劇「皇帝ティートの慈悲」序曲、コンチェルトは服部百音さんの「メンデルスゾーン・ヴァイオリン協奏曲」、そして圧巻のベルリオーズ「幻想交響曲」という豪華絢爛なプログラムを堪能してきたので、こんな贅沢なこと、都会の人でもめったに味わえないのではないかしら。チャーターしたバスで波佐見や川棚から来てくださった皆さんも大満足であったようで、安堵しました。そして長かった九州公演ツアーも佐世保で幕を閉じ、終了後に近くのホテルで行われた打ち上げではソリストの小山さん、指揮者の下野竜也さんはじめ楽団員もすっかりリラックスして、我々日本フィル・サポーターの会員との交流を楽しんでいました。 10時過ぎにいったんお開きとなり、家路につこうとしていたら、終演の頃にはすっかり上がっていた雷雨が再び襲い掛かり、土砂降りの中帰ることとなりましたが、そんな苦労も気にならないほど上機嫌のメンバーでありました。
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by muq-tree
| 2024-02-22 21:43
| 音楽
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2024年 02月 17日
土曜日の午前中は何も用事がなければパソコン仕事の時間にあてて、バックに「らじるらじる」でゴンチチの「世界快適音楽セレクション」を聴くのが常です。世界中のあらゆるジャンルの曲がかかるので、時には作業の手が止まるほど驚かされる選曲もあれば、高田渡や友部正人などの、もう誰も知らないようなマニアックな曲が流れて思わず涙することもあります。 今日は番組の後半でゴンザレス三上さんがベルト・ケンプフェルト楽団の「ドーヴァーの白い崖」という曲を紹介してくれました。彼のおじさんが持っていたムード音楽のLPに入っていたとのことでしたが、久々にこの「ムード音楽」という表現に触れて、そいういえば最近この種の音楽はどこへ行っちゃったのかしらと気になってきました。そもそも最近は音楽をジャンル分けすること自体が無意味だとも言われ、演歌歌手がシャンソンやジャズを歌ったり、ダンスなどのビジュアルがメインのこれまで無かったようなジャンルが次々と出現して、まさに音楽業界はカオス。そのことが悪いのではありませんが、かつてのレコードショップみたいにきちんと棚に収まるジャンル分けはもはや不可能のようです。そんな中で「ムード音楽」の立場はどうなっているのか・・・かつてはどんなに小さな町にもいくつもの喫茶店があり、モーニングサービスで朝食を済ませたり、仕事の打ち合わせや友人・恋人同士の待ち合わせ場所として大いに賑わっていました。そんな店でBGMとして活躍していたのがこのジャンルの曲です。昭和の時代にはミシェル・ルグランとかパーシー・フェイス、マントヴァーニー、ビリーヴォーン、リチャード・クレイダーマン、ポール・モーリアなどの楽団が大活躍し、時にはビルボードなどにもランクインしていたものです。どれもクラシックのように長くなく、一通りの盛り上がりを見せつつも4~5分で終わる手軽さがあり、そこそこ品格がありながらあまり主張が強すぎず楽に聞き流せるということから「イージー・リスニング」などとも呼ばれていました。深夜テレビ番組のテロップ広告に合わせて流れていたビリー・ヴォーン楽団の「真珠貝の歌」とか、「シャルメーヌ」でお馴染みのカスケードサウンド、そしてコドモの頃よく行っていた門川の遠浅の海の景色にぴったりなのが「引き潮」と、ビートルズ一辺倒だった私にもこのジャンルで大好きな曲がいくつも頭に浮かびます。レコード会社のパンフレットにはこのジャンルで海外の風景写真や大胆な水着姿のジャケット写真がずらっと並んでいたものでかなり人気があったとみえますが、まさか喫茶店の衰退に合わせてというわけでもないでしょうが、最近はすっかり耳にしなくなったような気がします。「ニューシネマ・パラダイス」のE・モリコーネとか、「ひまわり」のH・マンシーニなども元々こういったジャンルのミュージシャンでしたが、今では現代を代表する作曲家として、ゆくゆくはクラシックのジャンルに入るような気さえします。 そもそもジャンル分けに意味がないとは思いつつ、「ムード音楽」という語感は、忘れていた遠い昭和の時代を呼び起こさせ、しばし懐かしい気分に浸ったことでした。
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by muq-tree
| 2024-02-17 11:30
| 音楽
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